ようやく寒波も過ぎて、ハウス内も温かな気候になっています♪
地温も上がって来て、だんだんと葡萄の樹も休眠期から目覚め始める気候です❢
樹液の流動(水揚げ)が始まると、次は 芽傷バサミという特殊なハサミで芽の近くに傷を入れる 、「芽傷」という作業をします 。
ぶどうには頂部優先性と言って、先端の芽ばかり強く伸び、 根元の方は芽が出にくいという性質があります。
これは『オーキシン』と言う植物ホルモンが関係しているのですが、先端の芽が出ると、そのオーキシンが根元方向に流れて、根元のほうは芽が出なくなります。
そのホルモンの流れを遮断するために、芽の近くに傷を入れて、オーキシンの流れを遮断します。
こうすることで、まんべんなく芽が発芽してくれます(^-^)v